武家屋敷 松本家 - 仙北市, 秋田県

ごんぎつね

「みちのくの小京都」とも呼ばれている〈武家屋敷が建ち並ぶ町並み〉は、とても風情があります。
江戸時代に栄えた城下町です。

石黒家を見てからこちらに来ました。
庭の大きなモミの木、立派な門構えから始まり、母屋のしつらえの見事さ、そして土蔵もあり、さすが上級武士の格式の高いお屋敷でした。

他にも青柳家、岩橋家、河原田家、小田家があります。

「松本家」は武家屋敷の通りを一本外れた通りにあり、下級武士の住居です。
ここは【たそがれ清兵衛】で
真田広之さんが演じた役と闘った侍の住居として撮影した場所です。
門柱を2本立てて柴垣で囲んだ簡素な造り。
屋根は茅葺きで、正面のひさしが杉皮葺きの『石置き屋根』になっています。
石が置いてあるのは風で飛ばされないようにする為だとか。

屋根に苔が生えていて、
とても風情がありました。
上級武士のお屋敷と違った、簡素な造りの「松本家」を見ていたら、≪わび・さび≫という言葉が頭に浮かびました。

ちなみに
松本家は家には入れません。

Tadashi Y.

2024年6月5日（水）に撮影。観光庁ホームページ：重要伝統的建造物群保存地区（武家屋敷　松本家について）松本家は、佐竹氏の重臣であった今宮家の家臣でした。秋田藩の城下町・角館は1603年から1653年まで佐竹氏の一門であった蘆名氏が治めていました。この期間、松本家は今宮家の他の家臣が住んでいた内町（inner city）とは離れた場所にある、角館の南側の田町という地域で暮らしていました。1653年に蘆名氏の家系が断絶し、角館地域が佐竹氏一門の佐竹北家の統治下に置かれた際、松本家は内町にある下級武士と足軽の居住区であった小人町に移り住みました。最下級の武士という地位を反映して、松本家の屋敷は小さくこぢんまりとしており、茅葺き屋根と柴垣がついています。この屋敷は江戸時代後期に建てられたと考えられており、母屋に加えて、離れの寝室も残っています。この武家屋敷は保存状態が良好なため、時代劇のセットとして使われたこともあります。

kiwivrug

3月中旬、平日訪問。この日は、庭は見学できましたが母屋の入口は鍵がかかり、関係者以外立入禁止となっていました。

旅猫ミミコ

江戸時代の下級武士の屋敷。簡素で清々しい。伝統工芸のイタヤ細工の実演販売やってます。おとなりはきれいな公衆トイレ完備の公園。歩き疲れたらこの辺で一息。

トラえもん

旧松本家住宅主屋は角館に残る数少ない下級武家屋敷の遺構として貴重な事から、平成14年（2002）に秋田県指定有形文化財に指定されています。
屋根に石を並べてあるのは、なんのためなのでしょうか？

西宮麻巨

R7 4/10よりイタヤ細工の実演再開しました

松本家の柴垣も本来の黒モジでお色直しされ益々趣きある佇まいをご覧いただけます

桜はまだ蕾が固いですが…来週からお花見期間(4/15-5/5)に入りますので土手のソメイヨシノや武家屋敷通りの枝垂れ桜を観に来られるついでに是非お立ち寄り下さい

小宮山昭一

角舘歴史村 松本家 2020/09/29

松本家裏手の井戸の井形の枠のところに停まった蜻蛉。　蜻蛉は前にしか進まず退かないところから、武士に好まれて通称「勝ち虫」。　武家屋敷にはぴったり!!　と無理矢理こじつける(笑)

amsang04

2020年10月中旬に行きました。

江戸時代藩政時代の「下級武士」住宅というジャンルは初めてで興味津々て中に

無料で入場できます。
屋敷の主屋は茅葺き屋根、正面庇は杉皮葺きの石置き屋根になっていて農家に近いかんじでした。

その後、上級武士の石黒家に寄りましたが狭いエリアの中で身分によりこうも差があるんだと感心させられました。