秋田城跡 - 秋田市, 秋田県

wankorochan

秋田城は奈良時代から平安時代にかけて東北地方の日本海側（出羽国（でわこく））に置かれた大規模な地方官庁で、政治・軍事・文化の中心地でした。蝦夷（えみし）の人々が暮らしていた東北各地に同じように造られた律令国家の地方官庁の遺跡は「城柵官衙遺跡」（じょうさくかんがいせき）と呼ばれており、秋田城はその中で最も北に位置しています。
現在は公園となっており近所の方の憩いの場所となっています。
政庁東門と外郭東門が立派に復元されています。
敷地内に野生のキジがいました。

七面鳥放浪記

奈良〜平安時代にかけて、時の政府にとって北面の最前線であった古代城柵です。見栄えのする遺構はなく、そのうえ目玉となる復元建築物が便所とくればテンションだだ下がりとなりますが、実際に訪れてみれば雄大な景観に驚かされます。城域を東西に貫く大路と途中にある二つの門が復元されているので、往時の繁栄を容易に創造できます。ブラタモリで紹介されて有名になった古代の水洗便所も悪目立ちしているわけではなく、点景として城址のながめにによく馴染んでいます。
近世になってからの築城である久保田城を中心に発展した秋田市街からは外れているものの、バスの本数もそこそこあるので不便は感じません。今回は横手の雪まつりにあわせての訪問であったため城址一帯は一面の雪景色で、冬ならではの風情を感じられたものの、冬季閉鎖のため古代の水洗便所は外観のみの見学にとどまるなど、いくつかの制限が生じていました。春〜秋にまた訪れて、貴重な古代城柵の遺構をじっくりと堪能したいところです。

ヤマトタケシ吾唯足知

最北の柵。よく整備されている。狭い範囲と思っていたが、何のなんの、資料館から古代の水洗便所まで１０分位かかってしまった。２月のしかも積雪の多いときに訪ねたので、便所は閉鎖されていた。仕組みは資料館にある。続１００名城スタンプを入手すには資料館に有料３１０円の入場が必要のようだ。

福島浩晃

対蝦夷の重要拠点であった出羽柵、その後国府として秋田城が置かれた跡地が国の史跡に指定され一部が復元、公園として整備されています。中でも、ブラタモリで紹介された奈良時代最新鋭の水洗トイレは今見てもモダンで興味がそそられます。周辺には由緒ある神社や史跡なども多く、歴史散策におすすめです。秋田駅からバスで約20分くらいです。

上山貴久

奈良時代に大和朝廷により、東北開拓の拠点として築かれた城柵。政庁跡や広大な沼地、奈良時代の水洗式トイレがあったことが確認され、再現されていて興味深い。城跡あるあるだが、土手穴跡の広場はゲートボール場となっていて地元のシニアたちが、歓声をあげプレイされていて少し羨ましかった。

東北グルメ

秋田城は、大和政権が東北に
築いた城柵のひとつで、
東北支配のために築いたものみたいです！

広々としたところに城柵があり、
見どころアリでした！

古代の水洗トイレが復元されていて
それはブラタモリにも出たみたいです！

あき

全体的には公園のように整備されています。
最もプッシュされているのは古代の水洗トイレです。ブラタモリで紹介されたとのことで、あちこちでアピールされています。今見ても立派な水洗式です。このトイレは当時の秋田城の人は利用できず、大陸からの来客のみが使用していたそうです。これは微生物から証明できるらしく、興味深いです。
管理棟では無料のカイドをお願いできるようですが、依頼しなくても積極的に親切に説明いただけます。

ちなみに管理棟の前が無料の駐車場になっています。
100名城スタンプは少しだけ離れた歴史資料館に設置されています。

フ-

以前より訪れて見たかった古代の城柵。
今まで多賀城、払田の柵、胆沢の柵と見てきたが、こちら秋田城柵は、コンパクトにまとまっていて、かつポイントがいくつもあり、復元もきっちりされているので回っていて楽しい。
征夷と蝦夷に興味ある方は楽しめます。

まず資料館で軽く予習(入館料310円)してからボランティアガイドさんの説明を聞きながらポイント見学。
西門(のあったところ)、内郭、正殿、東門、ゴミ捨て場、沼、井戸(まだ今でも湧いており井戸内の樋は当時のもの)、当時の手導式水洗便所(発掘調査で当時の日本人が食べていなかった豚に寄生する虫が発見されているので、当時６度に渡って秋田に派遣団を送ってきた渤海人の使節団が使用していたと思われるとのこと。)
などなど。
ボランティアガイドさん、ありがとうございました。