霧積温泉 金湯館 - 安中市, 群馬県

又右衛門 星

「母さん、僕のあの麦わら帽子はどうしたのでしょうね？」森村誠一の人間の証明のに一節を思い出しながら軽井沢から向かった。日帰り客は、駐車場から30分近く歩く必要がある。(宿泊客は駐車場まで迎えが来る)　かなりの山道を歩いた後に入る風呂は特別感がある。露天風呂があればもっと良いが！　ノスタルジックな秘湯の雰囲気を味わいたい方には最高。快適なサービスを求める方は行かない方が良い。伊藤博文等がここに集まり日本国憲法を草案したとか。

タロウちゃん

兎に角、温泉が良い。源泉掛け流しドバドバオーバーフロー、加温、加水無し。38度くらいなので冬は寒いかも？
夕御飯は鮎の塩焼きと、汁物以外は作り置きなのか冷えてますが、天麩羅含めてかなり美味しく、日本酒に超合いました。特に煮物とキノコ美味しすぎ。惜しいのは朝食で、基本出来合いのものが中心で、一昔前のおせち料理みたいなものが殆どなのでご飯には全く合いません。味もかなり濃いのでお酒飲みたくなるかも。
トイレは共用ですが、水洗で綺麗です。
部屋に鍵もないですが、そもそもここに来ようという方は平気でしょう。
立地上、物資などは厳しいかもですが、朝御飯がなー…。といった所で他は良い感じです。
昔ながらの湯治宿の雰囲気を味わうだけでも価値があるかも。
駐車場からは徒歩で山道を30分弱歩くか事前に迎えを頼みましょう。※駐車場までの道のりも車一台分の車幅の道です。

キリンリン

平日単独泊。アクセスが若干大変ですが行って良かったです。駐車場からは宿の車で広葉樹の林。紅葉の時期は綺麗かな。あと新緑、雪景色も。温泉は優しい感じで温まります。失礼ですが料理は素朴だけど予想外に旨い。豚汁、白飯、特に天ぷら。暫くすると懐かしさを感じます。また行けるかな。

ぽちゃぽちゃ

秘境の温泉宿にふさわしい、落ち着いた雰囲気と、美しい自然に囲まれた環境がとても気に入りました。

温泉は、ぬるめながらも肌触り、泡つきが良く、じんわりと温まりました。また、硫黄の香りがとても心地よかったです。

食事は、地元の食材を使った料理がとてもおいしかったです。特に、山菜の天ぷらが絶品でした。

むむむ

伊藤博文が明治憲法草案をこの旅館で作ったという歴史の価値は無二のもので、しみじみと一晩を過ごさせて頂きました。また車を置いて30分歩いて行く立地も秘境感が高まっていいですね(車で送迎もあります)、ガチな登山コースレベルの道のりでした。
料理は山菜やキノコの天ぷら、ヤマメ、こんにゃく、とん汁など群馬らしさを楽しませてくれる豪華なメニューです。米飯もとてもふっくらして美味しかったです。
温泉はぬる湯で微炭酸のカルシウム硫酸塩泉、成分は程よく感じられ、浸かっていると炭酸の泡が身体についてきます。芯から温めてくれるのでポカポカが継続されます
昔の旅館ですから部屋にトイレはないし鍵もないことは予め了承しとかないと、不慣れなお客さんだと驚くと思います。それが歴史ある旅館の風情ですから、マイナス材料にならないようご注意ください。
歴史と風情、、、帝国ホテルや星野リゾートでは決して真似できない旅館の醍醐味、ぜひご堪能ください。

iku aksr

県道56号をくねくねと走りそのどん詰まりに車なら10台停まれる程の駐車場があります。
宿泊者はお迎えの車が来るようです。
お風呂だけなので、山道を約30分テクテク歩き汗だくでその温泉宿に到着しました。
雰囲気は昭和。
内湯は700円でお湯は少しぬるめですが、ヌルッとしていて肌に良さそうです。
真まで温まり、少し湯冷まししてから、来た道を下りました。
早朝とか陽が陰る夕方は山道で獣に遭遇しそうな雰囲気ですので、お昼位が宜しいかと思います。
秘湯！

bays_son.べいそん

静かでとてもいい宿でした。
駐車場から歩いて行きましたが、序盤の川を越えた後がなかなか大変でした。駐車場からは25分くらいで到着しましたが、中盤の急坂以外はそこまで大変ではなかったです。
汗ばんだら温泉に浸かれば良いと思えばなんてことはないです。

にはりちづお

険道を半時間走り、駐車場から歩くこと20分。
ようやく到着した宿は、『本当の秘湯』風情そのものである。

石膏＋硫黄臭漂うぬる湯は、20分も入れば汗びっしょり。
温泉の飲泉もさることながら、石清水も飲むことができる。

食事は山の幸中心で特段変わったものはないが、天ぷらと豚汁はボリューミー。

伊藤博文が憲法草案を練ったやら、森村誠一の小説の舞台にもなったほどの文化宿の側面もある。

首都圏からも近く、現代生活に疲弊した人に強くお勧めする。
電波の通じない宿で、1日中湯に向き合い、読書に耽れば心が安らぐはずである。